バレエ作品

くるみ割り人形

くるみ割り人形はピョートル・イリイチ・チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽で、それを用いたバレエ作品である。チャイコフスキーが手掛けた最後のバレエ音楽であり、1892年にサンクトペテルブルクのマリンスキー劇場で初演された。

本作は、クリスマス・イヴくるみ割り人形を贈られた少女が、人形と共に夢の世界を旅するという物語である。原作は、ドイツE.T.A.ホフマンによる童話くるみ割り人形とねずみの王様』を、アレクサンドル・デュマ・ペールフランス語に翻案した『はしばみ割り物語』である。

 

クリスマスにちなんだ作品であることから毎年クリスマス・シーズンには世界中で盛んに上演される。クラシック・バレエを代表する作品の一つであり、同じくチャイコフスキーが作曲した『白鳥の湖』『眠れる森の美女』と共に「3大バレエ」とも呼ばれている。

 

眠れる森の美女

『眠れる森の美女』は、1890年サンクトペテルブルクで初演された。3時間もの大作で、現在も多くのバレエ団が上演している。当時、劇場の総裁だったイワン・フセヴォロシスキーが豪華絢爛なバレエ作品を作りたい、と考えたことから制作が始まった。振り付けはマリウス・プティパ、音楽はピョートル・チャイコフスキー。チャイコフスキーは『白鳥の湖』での失敗があり、もうバレエ曲は作らないと決めていた、という説もあるが、音楽が失敗だったわけではなく、バレエ曲を作曲すること自体はその後も検討していたので、「眠れる森の美女」の台本に感動して仕事を引き受けた。チャイコフスキーの三大バレエの一つといわれる。

 

白鳥の湖

白鳥の湖』は、ピョートル・チャイコフスキーが作曲したバレエ音楽、およびそれを用いたバレエ作品である。

本作は、チャイコフスキーが初めて発表したバレエ音楽である。1877年にモスクワボリショイ劇場で初演された際はあまり評価が得られなかったが、チャイコフスキーの没後、振付家マリウス・プティパレフ・イワノフが大幅な改訂を行い、1895年にサンクトペテルブルクマリインスキー劇場で蘇演した。現在上演されている『白鳥の湖』のほとんどは、プティパ=イワノフ版を元としている。

 

本作は、ドイツを舞台に悪魔呪い白鳥に姿を変えられた王女オデットと、王子ジークフリートとの悲恋を描いた物語である。クラシック・バレエを代表する作品の一つであり、同じくチャイコフスキーが作曲した『眠れる森の美女』『くるみ割り人形』と共に「3大バレエ」とも呼ばれている

 

ドン・キホーテ

ドン・キホーテ』は、セルバンテスによる同名小説を翻案したバレエ作品である。本作は、振付家マリウス・プティパレオン・ミンクスの楽曲を用いて創作し、1869年12月26日モスクワボリショイ劇場で初演された。1900年には、振付家アレクサンドル・ゴルスキーが、プティパ版の大幅な改訂を行った。現在上演されている『ドン・キホーテ』の演出のほとんどは、ゴルスキーによる改訂版を基としている。

本作は、スペインバルセロナを舞台に、主人公のカップルが親の反対を乗り越えて結婚に至るまでを描いた喜劇であり、タイトル・ロールであるドン・キホーテは脇役として登場する。クラシック・バレエの高度なテクニックのほか、スペイン舞踊やコミカルな演技が取り入れられた華やかな演目として知られている。

 

 

 

 

バレエ動画

 くるみ割り人形一幕

この動画は一幕だけですが一番シンプルでコールドも綺麗です。(クリックボタンで見れます)